カラヤンとベルリン・フィルのニューイヤー・イヴ・コンサート、キーシンを迎えて

20世紀クラシック界を牽引し、 「楽壇の帝王」とも称されたカリスマ指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤン。本映像は1988年末に催されたニューイヤー・イヴ・コンサート (ジルヴェスター・コンサート) の模様を収録したものです。チャイコフスキーのピアノ協奏曲でソリストに起用されたのは、当時17歳であった若き天才ピアニスト、キーシン。幽玄かつ雄渾なオーケストラをバックに、キーシンもフレッシュな感性と卓越した技巧で火花を散らします。ハイドンの様式を模倣した《古典交響曲》では、幅広いレパートリーを誇ったカラヤン最晩年の円熟の境地をご堪能いただけることでしょう。

ソリスト: 

エフゲニー・キーシン (ピアノ)

演奏: 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

指揮: 

ヘルベルト・フォン・カラヤン