1960年の2ヶ月間という短い期間、当時21歳だったスティーブ・キューンは、ジョン・コルトレーンのカルテットでピアノを弾いていました。若き音楽家にとって、これほどまでに激しく感情の奥深さを湛えたジャズに毎晩浸ることは、言葉では言い表せない体験でした。半世紀後、才能溢れる最高の仲間たちに囲まれながら、キューンは当時のエネルギーを、驚異的な創造性と生々しい美しさに満ちたアルバムへと昇華させました。キューンとジョー・ロヴァーノは、ジョーイ・バロンの多彩なリズムに乗せて、コルトレーン作曲、あるいは彼と深く結びついた楽曲の数々をプログラムに収め、華麗な即興演奏を繰り広げます。レパートリーには、「ウェルカム」「ソング・オブ・プライズ」「セントラル・パーク・ウエスト」「スピリチュアル」などが含まれます。レコーディングは2008年12月、ニューヨークのアバター・スタジオで行われました。