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2年前のアルバム「Restored, Returned」でグスタフセン・カルテットがデビューし、数々のコンサートを行ってきたが、アルバム「The Well」ではトード・グスタフセンの新曲を解釈し、真のバンドとしての結束を見せている。サックス奏者のトーレ・ブルンボルグは特筆すべき存在で、彼のメロディックなラインはブルージーな音色と北欧風の表現を巧みに融合させている。ゴスペルにインスパイアされ、静かな抑制を特徴とするグスタフセンのピアノ演奏は、ドラマーのヤール・ヴェスペスタッドとベーシストのマッツ・アイレルツェンの繊細なアクセントによって優しくも効果的に支えられている。その結果、カルテット特有の温かく繊細なサウンドが生まれた。