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初演のポツダム新宮殿劇場でメンデルスゾーン《夏の夜の夢》の秘密に迫る

初演のポツダム新宮殿劇場でメンデルスゾーン《夏の夜の夢》の秘密に迫る

ドキュメンタリー

ドキュメンタリー

収録日: 2024年8月17日

収録時間44分

利用可能なフォーマット

メンデルスゾーンが、シェイクスピアによる全5幕の喜劇『夏の夜の夢』に親しんだのは17歳の頃で、当時彼は興の赴くままにピアノ連弾用の序曲を書き上げ、オーケストレーションも施すとこれが評判を呼び、1829年にはロンドンでの演奏も実現しました。その後1843年にプロイセン国王のフリードリヒ・ヴィルヘルム4世から、ポツダムに建設される王宮付属の新劇場のこけら落としとして、この戯曲のための付随音楽の作曲を委嘱された際、かつて作曲した序曲をそのまま流用し、新たに書いた楽曲と合わせて完成させました。この映像は、初演と同じ新宮殿劇場で2024年に披露された《夏の夜の夢》を通して、この曲にメンデルスゾーンが込めた“想い”に迫るドキュメンタリーです。演奏はアントネッロ・マナコルダが2010年から首席指揮者兼芸術監督を務める室内オーケストラ、カンマーアカデミー・ポツダム。ソリストとして迎えたドイツのクリスティアーネ・カルクとトリニダード出身のジャニーヌ・ド・ビケの共演も聴きどころのひとつです。

ソリスト
ジャニーヌ・ド・ビケ (ソプラノ)、クリスティアーネ・カルク (ソプラノ)
演奏
カンマーアカデミー・ポツダム、NDR合唱団
指揮
アントネッロ・マナコルダ