バルトリ出演の《セビリャの理髪師》
オペラ

バルトリ出演の《セビリャの理髪師》

1988年ベルリン国立歌劇場

収録日: 1988年5月21日
158分

歌手として、また2012年からはザルツブルク音楽祭の芸術監督としても成功を収め、オペラ界で最も輝かしい存在となったチェチーリア・バルトリ。そのキャリアの初期に迫る映像です。本編に収められたロッシーニ作曲《セビリャの理髪師》でバルトリが演じているロジーナ役は、19歳の彼女がローマのオペラ座でデビューを飾った際に演じた役でした。この映像は1988年シュヴェツィンゲン音楽祭の一環として行われたシュロス劇場公演です。ミヒャエル・ハンペの愛情溢れる演出で、バルトリは優雅な演技と輝かしいコロラトゥーラで輝きを放っています。共演のジーノ・キリコは、フィガロ役を自身の最も得意なオペラレパートリーの一つとするカナダ出身のバリトン歌手です。

ソリスト
エベルハルト・カッツ (テノール)、ジーノ・キリコ (バリトン)、ダヴィド・クブラー (テノール)、エディス・ケルテース=ガブリー (ソプラノ)、チェチーリア・バルトリ (メゾソプラノ)、カルロス・フェレル (バス)、クラウス・ブルッフ (バリトン)、トーマス・メギイェス (チェンバロ)、ロバート・ロイド (バス)
演奏
Stuttgart Radio Symphony、Chor der Oper Köln
指揮
ガブリエレ・フェッロ