ガーディナーが指揮するグルック : 歌劇《アルチェステ》

古代ギリシャを舞台に、瀕死のテッサリア王アドメートへの愛のために自らの命を捧げることを決意した王妃をめぐるドラマを描いた《アルチェステ》は、18世紀のオペラ改革者グルックが《オルフェオとエウリディーチェ》の5年後に書いた会心作。こちらは1999年にパリのシャトレ座にて上演されたその極めつけプロダクションによる映像で、ロバート・ウィルソンが演出を手がけ、ガーディナー率いるイングリッシュ・バロック・ソロイスツの演奏で、当時メゾ・ソプラノ界の頂点にいたアンネ・ソフィー・フォン・オッターがタイトルロールを務めたものです。ディートリヒ・ヘンシェル (バリトン) やヤン・ブロン (テノール) 、リュドヴィク・テジエ (バリトン) ら現在のシーンを牽引するスター歌手陣による、若き日の豪華共演にもご注目ください。

ソリスト: 

ポール・グローヴス (テノール)、ディートリヒ・ヘンシェル (バス)、ヤン・ブロン (テノール)、リュドヴィク・テジエ (バリトン)、フレデリック・カトン (バス)、イェルディス・テボー (ソプラノ)、グラディス・マスノ (演技・歌唱)、ルシエ・バレ (演技・歌唱)、アルテュール・カレヨン (演技・歌唱)

指揮: 

ジョン・エリオット・ガーディナー