クローズアップ・ショスタコーヴィチ～ロシア大作曲家の肖像

本映像はクラシック音楽ドキュメンタリーの巨匠オリバー・ベッカー監督と舞台＆衣装デザイナーのカタリーナ・ブルーナーの二人による、20世紀の大作曲家ショスタコーヴィチの“人と作品”に迫るドキュメンタリーです。このコンビは、ショスタコーヴィチの生涯をモチーフに独自の視点で描いたドイツ映画『Into the cold dawn』を2008年に公開しましたが、本作はそれに先んじて制作されたオーソドックスなドキュメンタリー作品。指揮者になった息子マクシムや娘のガリーナ、のちに回想録『ショスタコーヴィチの証言』を発表して議論を呼ぶことになる、友人でもあった音楽学者ソロモン・ヴォルコフの証言や、代表作の貴重なステージ映像などが散りばめられた見どころ満載の短編になっております。