バーンスタインがチャイコフスキーの交響曲第4番を指揮

カリスマ的人気を誇った指揮者であるバーンスタインはチャイコフスキーの交響曲第4番を3回録音（1958､75、89年）しており、本映像は2回目の録音のものが収録されています。それぞれの演奏ではまったく違う演奏となっており、ここでは最もバランスのとれた解釈をご覧いただくことができます。楽曲の精神性を理解しつつも、均整の取れたテンポと響きのバランスで構築されており、古典的な様式を持ちつつ旋律性に富んだこの楽曲の魅力を丁寧に伝えています。

演奏: 

ニューヨーク・フィルハーモニック

指揮: 

レナード・バーンスタイン