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ARを取り入れた新演出が話題のワーグナー《パルジファル》

ARを取り入れた新演出が話題のワーグナー《パルジファル》

オペラ

バイロイト音楽祭2023

収録日: 2023年7月25日

収録時間255分

利用可能なフォーマット

  • 4K対応

【本映像は契約上の理由により、日本国内ではご覧いただけません】2023年のバイロイト音楽祭のオープニングを飾るワーグナーの《パルジファル》をお届けします。新制作のプロダクションを牽引するのは、スペインの俊英指揮者パブロ・エラス=カサド。クンドリーを歌うエリーナ・ガランチャと共に、バイロイト音楽祭へのデビューとなります。またこの公演で大きな話題となっているのが、マサチューセッツ工科大学の教授、ジェイ・シャイブによる演出。なんとVRによる3D映像を駆使します。本映像はVRではありませんが、迫力ある演奏と演出を存分にお楽しみ頂けます。

ソリスト
デレク・ウェルトン (バリトン)、エリーナ・ガランチャ (メゾソプラノ)、ゲオルク・ツェッペンフェルト (バス)、トビアス・ケーラー (バス)、ジョーダン・シャナハン (バス)、アンドレアス・シャーガー (テノール)
演奏
バイロイト祝祭合唱団、バイロイト祝祭管弦楽団
指揮
パブロ・エラス=カサド

音楽祭&ホール、シリーズ


2023年バイロイト音楽祭におけるリヒャルト・ワーグナーの《パルジファル》

シャイブ、エラス=カサド

収録日 : 2023年7月25日

2023年のバイロイト音楽祭での新演出による《パルジファル》は、その年の最も重要なオペラ公演のひとつとなりました。リヒャルト・ワーグナーが自ら「舞台神聖祝祭劇 (Bühnenweihfestspiel) 」と呼んだ最後のオペラ《パルジファル》は、バイロイト祝祭劇場のために特別に構想されており、この劇場においてその真価が最大限に発揮されます。 しかし、ジェイ・シャイブの演出によって、この作品はまったく新たな光を帯びたのです。著名なアメリカ人演出家でありマサチューセッツ工科大学の教授でもある彼は、拡張現実 (AR) 技術を取り入れることで、舞台に新たな視覚的次元を加えました。その結果、《パルジファル》は単なる音楽体験にとどまらず、技術的にも革新的な体験となっています。この手法は伝統的なオペラの世界に新たな生命を吹き込み、観客を拡張された仮想現実の中へと没入させます。

オペラのあらすじと音楽面での演出

《パルジファル》の物語は、聖杯をめぐる中世の伝説に基づいており、精神的なテーマと心理的な深みを融合させています。物語の中心にいるのは、純真な英雄パルジファルであり、彼は旅の中で浄化と啓示を経験します。ワーグナー自身が手がけた台本は、音楽と同様に深い意味を持っています。 2023年にバイロイトでデビューを果たしたパブロ・エラス=カサドの指揮のもと、このオペラは新鮮かつダイナミックな解釈が施されています。彼は約5時間に及ぶ公演を通して観客の関心を引きつけ続け、全3幕にわたり音楽を魅力的かつ多様に表現しているのです。

バイロイトの世界的なキャスト

2023年バイロイト音楽祭の《パルジファル》公演のキャストは卓越しており、音楽的な華麗さをもたらしました。クンドリー役を務めたのは、表現力豊かで存在感あふれる世界的なメゾソプラノ歌手、エリーナ・ガランチャ。今回がバイロイト・デビューでしたが、大きな称賛を得ました。アンドレアス・シャーガーは、堂々としたテノールの声でパルジファル役を力強く演じました。 キャストには、グルネマンツ役の ゲオルク・ツェッペンフェルト、アムフォルタス役のデレク・ウェルトン、さらにトビアス・ケーラージョーダン・シャナハンといった著名な歌手たちも含まれています。 ソリストたちはバイロイト祝祭合唱団 および バイロイト祝祭管弦楽団 のサポートを受け、パブロ・エラス=カサドの指揮のもと最高水準の演奏を披露しました。 この素晴らしいアンサンブルにより、本公演は2023年の音楽祭シーズンのハイライトのひとつとなりました。

ワーグナー《パルジファル》をステージプラスにて高画質でストリーム再生

もしバイロイトでこの特別なオペラ公演を生で体験できなかった場合でも、ステージプラスがその機会を補います。私たちのストリーミングプラットフォームでは、2023年バイロイト音楽祭の《パルジファル》公演を最高の映像と音質でご覧いただけます。このサービスなら、リヒャルト・ワーグナーの先駆的な舞台神聖祝祭劇《パルジファル》を、芸術的かつ技術的に優れたプロダクションで、いつでもどこでもお楽しみいただけます!