マルタ・アルゲリッチ

マルタ・アルゲリッチ

ピアノ

1941年、アルゼンチンで生まれ、5歳のころにはすでに初めてのコンサートを行った。1955年家族と共にヨーロッパに移住。グルダとマガロフ、そしてミケランジェリに師事した。16歳でジュネーブ国際音楽コンクールとブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝。1964年に西ヨーロッパとポーランドにおいてコンサート・ツアーを行い、ロンドンでもデビューした。24歳のときショパン国際ピアノコンクールで優勝。マズルカ賞も贈られた。 国際的なキャリアをスタートさせたころから、シャルル・デュトワと頻繁に共演。元夫でもある彼とは、ショパンの2つの協奏曲、プロコフィエフの協奏曲第1番&第3番、バルトークの協奏曲第3番を録音。 世界各国の一流のオーケストラや指揮者と共演し、権威ある音楽祭からも頻繁に招聘されている。室内楽にも熱心に取り組んでおり、ネルソン・フレイレ、ミッシャ・マイスキー、ギドン・クレーメルとはとりわけ多く共演している。 別府市では「別府アルゲリッチ音楽祭」を立ち上げ、総監督を務めているほか、ルガーノやブエノスアイレスでもコンクールや音楽祭を開催して、若手の育成にも力を注いでいる。