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ヘラ・イェサン・パク

韓国出身。ソウル大学で学んだ後、ジュリアード音楽院に留学。2015年にプラシド・ドミンゴ・オペラリア・コンクールで優勝し、翌年にはゲルダ・リスナー財団国際コンクールで1位に輝いた。
ジュリアード音楽院でアーティスト・ディプロマを獲得すると、メトロポリタン歌劇場のリンデマン若手アーティスト育成プログラムのメンバーに選出された。2017年、《ルサルカ》で同歌劇場にデビュー。2019年には《オルフェオとエウリディーチェ》のアモール役で大きな成功を収める。また同年ベルリン・コミッシェ・オペラに、バリ・コスキーの新演出《ラ・ボエーム》のムゼッタ役でデビュー。グラインドボーン音楽祭での《イル・バルビアー・ディ・シヴィリア》のロジーナ役はロンドン・タイムズ紙で絶賛された。
その他も着実にキャリアを積み重ねており、ミュンヘン国立歌劇場で《コジ・ファン・トゥッテ》デスピーナを歌ったほか、ミュンヘン放送管弦楽団との《シジスモンド》アルディミーラ役、ライプツィヒ・トーマス教会のドイツ・レクイエム、ニューヨーク・フィルハーモニックやロサンゼルス・オペラでのコンサートなど、精力的な活動を続けている。
2020年にドイツ・グラモフォンと契約。アルバム『アイ・アム・ヘラ』でデビューした。