マリ・サムエルセン

マリ・サムエルセン

ヴァイオリン

1984年ノルウェーのハーマルに生まれた。3歳からヴァイオリンをはじめ、アルヴェ・テレフセンに師事。14歳でバラット=ドゥーエ・インスティテュート・オブ・ミュージックに所属してステファン・バラット=ドゥーエに師事した。その後10年に渡り、チューリッヒ芸術大学にてザハール・ブロンに指導を受ける。 25年以上にわたり、チェリストである兄ハコンとデュオを組み、ノルウェー国内で数々の賞を受賞。ソリストとしては、カーネギーホール、フィルハーモニー・ド・パリ、ベルリン・コンツェルトハウスなど、多くの権威あるホールで演奏。また、ヴィヴァルディ《四季》の〈夏〉を収録したYouTubeビデオは、2500万回再生という驚異的な再生回数を記録しており、ライブのコンサートでも、インターネット上でも、変わらず人気を集めるアーティストである。 2014年、ジェームズ・ホーナーに作曲を委嘱したヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲《パ・ド・ドゥ》を世界初演。同協奏曲を、ヴァシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルと録音。2017年にはデッカよりソロ・デビュー・アルバム『ノルディック・ノワール』をリリースした。近年はマックス・リヒターと頻繁に共演しており、《ヴィヴァルディ・リコンポーズド》、《メモリーハウス》の演奏を務めている。2019年ドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、リヒターの《ノーヴェンバー》をデビュー・シングルとしてリリースした。