アヌーシュカ・シャンカール

アヌーシュカ・シャンカール

作曲、シタール

シャンカールは、1981年ロンドン生まれのシタール奏者。父のラヴィ・シャンカールも今世紀を代表するシタール奏者で、ビートルズにも影響を与えた。 16歳のとき、ジョージ・ハリスンのプロデュースによる『チャンツ・オブ・インディア』に参加。翌年には初のソロ・アルバム『アヌーシュカ』を発表した。父のツアーには常に同行し、薫陶を受けた。父のコンサートで共演もしており、ズービン・メータの指揮の下、ベルリン・フィルやニューヨーク・フィルハーモニックなどと共演している。 2002年のジョージ・ハリスン追悼コンサートでは、父が作曲したジョージ追悼曲の指揮を務め、ジェフ・リンやエリック・クラプトンらとも共演した。2005年にはインド古典音楽とエレクトロを融合した初のコンテンポラリー・アルバム『ライズ』をリリース。グラミー賞ワールドミュージック部門にノミネートされた。2007年ノラ・ジョーンズと初共演を果たした『水の旅 (Breathing Under Water) 』、11年ソロ5作目となる『Traveller』をリリース。積極的に録音を行っている。 女性に対する暴力を根絶しようというキャンペーンにも参加し、自身の経験をもとに呼びかけている。