クセーニャ・シドロワ

クセーニャ・シドロワ

アコーディオン、編曲

ラトビア出身のアコーディオン奏者。幼いころから祖母の影響でアコーディオンの民族音楽に親しみ、6歳の時にアコーディオンを習い始めた。その後ロンドン王立音楽アカデミーに留学、オーウェン・マリーに師事した。2012年にはブリン・ターフェル財団より賞を授与され、2015年にはターフェルの50歳の誕生日を記念したコンサート・シリーズにおいて、ロイヤル・アルバート・ホールで弦楽合奏と共演した。 ヨーロッパやアジアのの多くのコンサート・ホール演奏を披露。パーヴォ・ヤルヴィ、トーマス・ヘンゲルブロック、ヴァシリー・ペトレンコら著名な指揮者、ネマニャ・ラドゥロヴィチ、アンドレアス・オッテンザマー、カミーユ・トマなどとも共演している。ヴェルビエ音楽祭をはじめ、権威ある音楽祭にも定期的に登場する、 2016年にはヌーヴォ・モンドとボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団との共演により、ドイツ・グラモフォンからデビューCD『カルメン』をリリース・2017年にはエコー賞を受賞した。 アコーディオンの魅力を余すところなく発揮し、バッハから現代曲まで幅広いレパートリーを開拓し続けている。