古い書類を整理していたら、大学2年生の時、19歳の誕生日を迎える前に初めて行ったチェンバロ独奏会のプログラムを見つけました。私のレパートリーには、フロベルガー、バッハ、スウェーリンクの作品に加え、フィッツウィリアム・ヴァージン・ブック収録のジョン・マンディとウィリアム・バードの作品も含まれていました。演奏は完璧ではなかったものの、これらの作品は強烈なインパクトで私を魅了しました。師であるジョージ・フールとよく散歩に出かけ、シェイクスピア時代の音楽家の文化的意義について哲学的に語り合ったものです。
時が経つにつれ、フィッツウィリアム・ヴァージン・ブックをはじめとする歴史的な楽譜集や写本への理解が深まり、このレパートリーに対する新たな視点が開かれました。ピーター・ウォッチョーンやズザナ・ルージチコヴァといった著名なチェンバロ奏者との共演は、私の音楽的成長を大きく後押ししました。このジャンルの音楽は、単に知的なレベルにとどまらず、深遠なレベルで私に感動を与えます。ヴァージナリストの伝統は多面的であり、イングランド国外の音楽家も含まれています。
ファーナビーとブルによる「ファーナビー幻想曲」、そしてバードの「ヘキサコルド幻想曲」は、ヴァージナリスト様式の特徴をよく表しています。これらの作品は、このジャンルの創造性の幅広さと多面的な複雑さを明らかにしています。この時代の芸術的力と文化的影響は、今日でも私たちを魅了し続けています。
このような歴史的作品を演奏することは、もはや本来の文脈で聴くことができないため、非常に困難です。これらの作品がかつて活気に満ちた文化圏の一部であったことを忘れてはなりません。それでもなお、この音楽は言葉では言い表せないほど私を感動させます。それは、深い人間同士の繋がりと芸術的な創造性を感じさせてくれます。













