ヴァルトビューネ 2017～ライン川の伝説

ベルリン・フィルが毎年シーズン最後に、スター指揮者を迎えてベルリン郊外の野外音楽堂「ヴァルトビューネ」で開催する恒例のピクニック・コンサート。2017年は2008年、2014年に続いて3度目の登場となったベネズエラ出身の若き“カリスマ”グスターボ・ドゥダメルが指揮を務めました。テーマは共に「ライン川」に縁のあるドイツ・ロマン派を代表する2人、シューマンとワーグナーの音楽。前者の交響曲第3番は“父なるライン”と呼ばれるドイツ人の心の故郷が主題であり、後者の楽劇《ニーべルングの指輪》も同川底に眠る黄金をめぐる神々の争いを描いたドラマでした。

演奏: 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

指揮: 

グスターボ・ドゥダメル