ネルソンスがベートーヴェン、ドビュッシー、ワーグナーを指揮
コンサート

ネルソンスがベートーヴェン、ドビュッシー、ワーグナーを指揮

ミュンヘン・フィルとの共演

収録日: 2020年10月31日
83分

アンドリス・ネルソンスが、ミュンヘン・フィルに客演した当演奏会では、牧歌をテーマとした作品がプログラムされています。ドビュッシーの「スティリー風タランテッラ」は初期のピアノ曲ですが、今回はラヴェルがオーケストレーションした版での演奏。「スティリー」とは、風光明媚なオーストリアのシュタイアーマルクを指します。また、ワーグナーの《ジークフリート牧歌》には、楽劇《ジークフリート》のモチーフや、安らかな子供時代を連想させる曲想が散りばめられています。一方ベートーヴェンの《田園》は、自然を描写しただけでなく、人々の情感や心象風景が描きこまれており、古典派の作品としては極めて斬新な性格を備えています。

演奏
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮
アンドリス・ネルソンス

音楽祭&ホール、シリーズ