ブーレーズ指揮シェロー演出、ワーグナー《ワルキューレ》(日本語字幕付き)
オペラ

ブーレーズ指揮シェロー演出、ワーグナー《ワルキューレ》(日本語字幕付き)

1980年バイロイト音楽祭

収録日: 1980年7月19日
220分

シェロー演出の《ワルキューレ》で最も素晴らしい場面には、第3幕のワルキューレの岩壁が数えられるでしょう。この幻想的なセットは、舞台美術家リシャール・ペドゥズィが、ベックリンの絵画『死の島』に触発されてデザインしたものです。演劇の演出家としてスタートしたシェローは、近親相姦の兄妹ジークリンデ (ジャニーヌ・アルトマイヤー) とジークムント (ペーター・ホフマン) の描写を、通常以上に情熱的に描いています。ワーグナーの台本では、ヴォータンはジークムントの死を引き起こす役割のみを担っていますが、ここでは自ら槍で彼の胸を貫く演出がなされており、いまだ議論の対象となっています。

ソリスト
ジャニーヌ・アルトマイヤー (ソプラノ)、グヴェンドリン・キルレブルー (アルト)、ケイティ・クラーク (ソプラノ)、エリーザベト・グラウザー (メゾソプラノ)、イルス・グラマツキー (アルト)、マッティ・サルミネン (バス)、マルガ・シムル (メゾソプラノ)、ハンナ・シュヴァルツ (メゾソプラノ)、ガブリエーレ・シュナウト (メゾソプラノ)、ギネス・ジョーンズ (ソプラノ)、ペーター・ホフマン (テノール)、ドナルド・マッキンタイア (バリトン)、カレン・ミドルトン (ソプラノ)、カルメン・レッペル (ソプラノ)
演奏
バイロイト祝祭管弦楽団
指揮
ピエール・ブーレーズ

音楽祭&ホール、シリーズ