カストルフのリング・チクルス《ワルキューレ》(日本語字幕付き)

2013年に初演された新演出のリングチクルスは、アレクサンダル・デニッチによる壮大な舞台装置が見どころの一つです。カストルフの作品の常であるライブ映像が奥行きを加え、《ワルキューレ》のストーリーが19世紀初頭からスターリン時代へと展開されます。舞台はアゼルバイジャンのバクー。西部劇的な資本主義に加え、カストルフは東洋的な共産主義も視野に取り入れました。主役には、この演出3度目となるクリストファー・ヴェントリス、ハイディ・メルトン、キャサリン・フォスターという、盤石な歌手陣を迎えています。

ソリスト: 

クリストファー・ヴェントリス (テノール)、キャロライン・ウェンボーン (ソプラノ)、クリスティアーネ・コール (ソプラノ)、サラ・コノリー (メゾソプラノ)、ゲオルク・ツェッペンフェルト (バス)、ステファニー・ハウツィール (メゾソプラノ)、キャサリン・フォスター (ソプラノ)、アレクサンドラ・ペーターザマー (メゾソプラノ)、ダラ・ホッブス (ソプラノ)、ハイディ・メルトン (ソプラノ)、マレイケ・モー (メゾソプラノ)、ジョン・ルンドグレン (バリトン)、ヴィプケ・レームクール (アルト)、ネイディーン・ワイズマン (アルト)

演奏: 

バイロイト祝祭管弦楽団

指揮: 

マレク・ヤノフスキ