アーノンクールが指揮する、バッハのヨハネ受難曲
コンサート

アーノンクールが指揮する、バッハのヨハネ受難曲

ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

収録日: 1985年6月30日
114分

バッハ生誕300年の1985年に撮影された、グラーツ大聖堂でのオリジナル楽器によるヨハネ受難曲。古楽研究の第一人者であったアーノンクールが自ら1953年に創設したウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと、バッハ作品を集中的にレコーディングしていた当時の貴重な映像です。ここでは清澄さと精緻な力強さを併せ持つ名門テルツ少年合唱団を起用し、ソプラノとアルトのソロを合唱団員に振り分けるという珍しい試みで、統率のとれた密度の濃い演奏を聴かせています。クルト・エクヴィルツによる説得力ある福音史家やアントン・シャリンガーの真摯な歌唱にも心打たれるはずです。

ソリスト
クルト・エクィルツ (テノール)、アントン・シャリンガー (バス)、ロベルト・ホル (バス)、トーマス・モーザー (テノール)
演奏
テルツ少年合唱団、コンツェントゥス・ムジクス・ウィーン
指揮
ニコラウス・アーノンクール