ムターと小澤&ベルリン・フィルの共演~カラヤン・メモリアル・コンサート
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ムターと小澤&ベルリン・フィルの共演~カラヤン・メモリアル・コンサート

2008年1月 ウィーン楽友協会

収録日: 2008年1月28日
113分

女王ムターとマエストロ小澤の共演といえば、日本のファンにはまだ記憶に新しい2018年12月サントリーホールでのドイツ・グラモフォン創立120周年 Special Gala Concert(サイトウ・キネン・オーケストラ)や2016年10月の同ホール30周年記念ガラ(ウィーン・フィル)の演奏も忘れがたいものでしたが、二人にとって共通の恩師であり、後に『ラロ:スペイン交響曲』(1987年、フランス国立管弦楽団)やDG唯一の共演盤である『バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第2番』(1991年、ボストン交響楽団)などの名盤を生む“橋渡し”役を果たしたとも言える帝王カラヤンに因んだ、こちらのメモリアル・コンサートの映像も鮮烈です。2008年、生誕100周年のメイン・イヴェントとしてウィーン楽友協会で開催されたベルリン・フィルの記念公演を収録したもので、官能的な美しさを湛えたムターによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲に始まり、アンコールのバッハ:シャコンヌも師の想い出に捧げられています。もちろん後半にお届けする渾身のチャイコフスキー「悲愴」もお見逃しなく。当時ウィーン国立歌劇場の音楽監督として楽壇の頂上で活躍していた「世界のOZAWA」の力強い勇姿をご堪能ください。

ソリスト
アンネ=ゾフィー・ムター (ヴァイオリン)
演奏
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮
小澤征爾

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