カラヤンが最晩年に指揮したモーツァルトの《レクイエム》
コンサート

カラヤンが最晩年に指揮したモーツァルトの《レクイエム》

ウィーン・フィル (1986年)

収録日: 1986年6月2日
57分

本映像にはヘルベルト・フォン・カラヤンが最晩年に取り組んだモーツァルトの《レクイエム》の演奏が収められています。カラヤンは、60年代と70年代にベルリン・フィルと組んで同曲を録音していますが、それらとこの映像では全くアプローチが変わっています。オーケストラがウィーン・フィルなので音色自体も違いますが、それまでオペラ的な性格を帯びた劇的な演奏だったのに対し、この演奏では最晩年だからこその枯淡の境地ともいえるものが聞こえてきます。

ソリスト
ヴィンソン・コール (テノール)、アンナ・トモワ=シントウ (ソプラノ)、パータ・ブルチュラーゼ (バス)、ヘルガ・ミュラー=モリナーリ (アルト)
演奏
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団
指揮
ヘルベルト・フォン・カラヤン

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