エレーヌ・グリモーの卓越した技術が輝くバッハ、ベートーヴェン、ブラームス

本映像でご覧いただけるのは、2000年12月の、エレーヌ・グリモーのリサイタルの模様です。ベルリン・フィルハーモニーのカンマームジークザールで、新星として世界的に注目を集めたグリモーがバッハ＝ブゾーニの《シャコンヌ》をはじめ、ベートーヴェンのピアノソナタ第31番やブラームスのピアノソナタ第3番、そしてラフマニノフの《音の絵》からの抜粋を披露。その卓越した技術と色彩豊かな演奏は当時「彼女は心で感じ、熱演する。一音一音が完璧さへの献身を証明している」と評されたほど圧倒的なものでした。