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パヴェル・コーガンが指揮するショスタコーヴィチの交響曲第10番

パヴェル・コーガンが指揮するショスタコーヴィチの交響曲第10番

コンサート

ガスタイク・フィルハーモニー 1990年

収録日: 1990年7月22日

収録時間74分

利用可能なフォーマット

  • 4K対応

1943年設立のモスクワ国立 (アカデミー) 交響楽団は、1989年に首席指揮者に就いたパヴェル・コーガン (※大ヴァイオリニスト、レオニード・コーガンを父に持つ) によってその名声を高めます。彼は旧ソ連時代の前任者ヴェロニカ・ドゥダロワを上回り30年以上にわたってオーケストラと関係を保ち、ロシア・ソ連系の作品に加えベートーヴェンからマーラーに至る交響曲群を演奏会の中核に据え、質の高い演奏活動を展開しました。こちらはコーガン率いる同楽団が「鉄のカーテン」が崩壊しようとしていた1990年の夏に、かつてスターリンの死の直後、いわゆる「雪どけ」時代の直前に書かれたショスタコーヴィチの“第10番”をミュンヘンで演奏したときの映像です。会場の空気感は演奏そのものと同じく圧倒的で、ロシア音楽史における重大な瞬間を捉えた貴重な記録といえます。

演奏
モスクワ国立交響楽団
指揮
パヴェル・コーガン

音楽祭&ホール、シリーズ