フリードリヒ・グルダの「モーストリー・モーツァルト」

あらゆるジャンルを弾きこなす音楽活動で数々の名演奏を残した鬼才ピアニスト、フリードリヒ・グルダ。時には閉鎖的なクラシック・シーンを批判するような発言で“ウィーンの反逆児”と呼ばれることもありましたが、それが許されるのは彼が天下無双のモーツァルト弾きだったからに他なりません。ここでは夏のミュンヘンの風物詩として定着した、自身発案のコンサートシリーズ1990年のステージから“グルダのモーツァルト”をたっぷりとお届けします。