ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団125周年

毎年、楽団の創立記念日にあたる5月1日に欧州各地の歴史的建造物などで開催されるベルリン・フィルの「ヨーロッパ・コンサート」。サイモン・ラトル時代の2007年は125周年という節目の年でもあり、ベルリンの街はずれに19世紀末から建つ巨大なケーブル工場「カーベルヴェルク・オーバーシュプレー」で行われました。プログラムは1882年の初演直後にも楽団によって演奏されたワーグナー《パルジファル》の前奏曲に始まり、ソリストのリサ・バティアシヴィリとトゥルルス・モルクがブラームスの二重協奏曲を演奏して前半を終え、メインの同交響曲第4番がフィナーレを飾りました。

ソリスト: 

リサ・バティアシュヴィリ (ヴァイオリン)、トルルス・モルク (チェロ)

演奏: 

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

指揮: 

サー・サイモン・ラトル