パウル・グルダとローランド・バティックによるデュオ・リサイタル

フリードリヒ・グルダを父に持つパウルとそのグルダに師事したローランド・バティック、共にウィーンの生まれで作曲の才能にも恵まれたピアニストである二人は、1982年から1988年にかけてデュオとして活動し、欧州の主要都市のコンサート・ホールに出演して人気を博しました。こちらの1983年のライヴ映像でも、マイルス・デイヴィスの名高いオリジナル曲からブラームスの変奏曲、バティックの自作曲まで幅広いラインナップで聴衆を魅了します。特にお互いがテクニックの火花を披露し合うようなモーツァルトの2台のピアノのためのソナタは必聴です。