ローマの凱旋～クラウディオ・アバド＆グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団

クラウディオ・アバドはマーラーの交響曲第9番を1987年にウィーン・フィルと、1999年にはベルリン・フィルとそれぞれドイツ・グラモフォンにライヴ録音しており、どちらも名盤の誉れ高いのですが、2004にローマのサンタ・チェチーリア音楽院で行われたこのグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の演奏でも強い印象を残しています。彼自らの手で1986年に設立した他ならぬ作曲家の名を冠したオーケストラの若いメンバーたちに後押しされ、アバドの表現意図がより確かな説得力を持って伝えられます。

演奏: 

グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団

指揮: 

クラウディオ・アバド