伝説の戦艦「パーサ号」のエピソードを想起させるプログラムをアバドが指揮
コンサート

伝説の戦艦「パーサ号」のエピソードを想起させるプログラムをアバドが指揮

ヨーロッパ・コンサート1998

収録日: 1998年5月1日
100分

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が創立記念日に行っている「ヨーロッパ・コンサート」。本映像は1998年にスウェーデン、ストックホルムのバーサ号博物館での模様です。パーサ号は1628年に建造されましたが、処女航海で沈没し、1956年に発見されました。プログラムはこの戦艦にふさわしいものが選ばれ、幽霊船が荒れ狂う海をさまよう様を描いた《さまよえるオランダ人》序曲で開始。海や嵐の情景を描いたチャイコフスキーとドビュッシーの作品に続き、最後に置かれたヴェルディの《聖歌四篇》はバーサ号への祈りを思わせます。

ソリスト
マリー・アレクシス (ソプラノ)
演奏
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、スウェーデン放送合唱団、エリック・エリクソン室内合唱団
指揮
クラウディオ・アバド