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Britten: St Nicolas & Hymn to St Cecilia

Britten: St Nicolas & Hymn to St Cecilia

Corydon Singers, イギリス室内管弦楽団, Matthew Best

収録時間61分

聖ニコラウスは西暦280年頃、リュキアの都市パタラに生まれました。19歳の時、同じくニコラウスという名の叔父によって司祭に叙階され、後にミュラ近郊のシオン修道院の院長となりました。

彼の人物像と奇跡的な行為には、数多くの伝説が残っています。よく知られている物語の一つは、貪欲な役人が3人の罪のない市民の財産を没収しようとして有罪判決を下した際、ニコラウスは彼らを死から救いました。ニコラウスは処刑場に駆けつけましたが、処刑人は既に剣を抜いてニコラウスの剣を奪い取り、不当な裁判官を叱責しました。

別の伝説では、あるユダヤ人商人が財産を守るために家に聖ニコラウスの像を置きました。しかし、家が強盗に襲われたため、商人は激怒して像を叩きました。すると、聖ニコラウスは殴打の跡を負ったまま泥棒の前に現れ、盗品を返すよう要求しました。

ミュラへの航海の途中でニコラウスに出会った船乗りたちの話もあります。ニコラウスは、彼らが知らずに運んでいた危険な油、ギリシャ火について警告しました。ギリシャ火は水や石で燃えます。船乗りたちはニコラウスの助言に従い、それを海に注ぎました。すると、海面全体が炎に包まれました。

別の話では、ある父と息子がミュラへの巡礼の旅に出ました。教会に貴重な聖杯を寄贈するためです。旅の途中で、息子はより安価な代替品を選びました。息子は元の聖杯で水を汲もうとした際に海に落ちてしまいました。奇跡的に、息子は後に元の聖杯を持って聖ニコラ教会に再び現れ、聖ニコラウスに助けられたと報告しました。

こうした多くの物語のおかげで、聖ニコラウスの日は現在でも12月6日に祝われ、何千人もの子供たちに喜びをもたらしています。