シュニトケの最も親密な音楽である「悔悛の詩篇」は、作曲家の魂の頂点を極めた作品です。16世紀の匿名のロシア語文献に基づき、シュニトケは1988年、ロシア、ウクライナ、ベラルーシのキリスト教化千年祭を記念してこの作品を作曲しました。これらの合唱作品には、シュニトケの作品にしばしば見られる皮肉や冷笑的な表現は見られません。むしろ、心から湧き出る音楽であり、即座に感情に訴えかける力を持っています。1998年8月のシュニトケの死後、この詩篇は独特の深みを増し、作曲家自身への哀歌としても解釈できるようになりました。